富永優氏特別インタビュー

――投資を始めたきっかけを教えてください。
今までいろんなビジネスをやってきて、製造業をやったり、貿易をやったり、スーパーとか、そういった流通業もやったんですけど、商品を買って、それを売るわけじゃないですか。
で、やっぱり商品が届くまでに時間がかかり、発送して、お金が回収されるまでに時間がかかると。それは製造業でも何でも一緒なんですけど。
で、どうしたらもっとスピードアップできるか。
売ったり買ったりをスピードアップできるか、っていうのを突き詰めて考えていくと、最短の時間で売ったり買ったりっていうのができるのが、金融の世界であると、という結論に達しました。
だから、デイトレを含めて、ま、いろんな金融の取り引きを勉強し始めたという感じですね。
――その中でも、日経先物オプションに重点を置かれたのはなぜですか?
最初、個別銘柄から始めて結局どれだけ安定して、どれだけハイリターンで稼げるかっていうところを突き詰めていくと、ま、オプションていう一つの、癖のある商品に行き着いたと、という感じですね。
そのオプションの特徴っていうのは、一つとしては、時間的価値っていう、時間的価値が減っていく、いわゆる、時間とともに価値が減っていくという特徴と、もう一つは、数日間で5倍や10倍に、一つの商品の値段が上がってしまうと。
ていう二つの大きな特徴があります。
――短期間で上がる
ものすごい倍率、何倍にもなるという特徴と、それから時間的価値っていうのが、減っていくということで、相場が荒れているときは、そういう、買ったものが何倍にもなり、相場が安定しているときは、時間的価値とともに、だんだんゼロ円に近づくから、売って、ほったらかしておくだけでゼロ円になっていくと。
自動的に利益が利息のように入ると。という特徴があります。
――一般には個別銘柄のほうに人気があるっていうのは、やっぱりそのオプション独特の癖がなかなか難しいというところがあるりますよね
そうですね。
コールっていう商品と、プッドという商品があって、普通なら上がったら値段が下がり、下がったら値段が下がるんですけど、その逆の動きをするのが、同時にこう並んでいるんですよ。
コールとプッドは鏡のようになっていて、で、それが、ま、500円単位でレンジがあって、「権利行使価格」って言うんですけど。
ま、いろんな専門用語が複雑だということと、それから概念がなじみにくいというところから、寄り付きにくい商品なんでしょう。
逆に言うと、そこが感覚的になじんでしまえば、結構その特徴を使って、利益を出すこともできるんですね。
――やっぱりその、富永さんと同じような感じで、個別銘柄から入ってオプションにたどり着くというか、プロの方というのはやっぱり最終的にはオプション取引をされる方が多いですね。
そうですね。ええ、玄人は、やっぱり実践されている人も多いですね。
少なくとも日経平均の動き方を読めないと、オプションとか先物とかいうのはやりづらいところがあるので、やっぱり世界の相場の動きとか、日経の相場の動きぐらいは、ある程度当てていかないとできないので、やっぱり素人的には、最初は難しいかもしれません。
――人に勧めるとしたら最初はやっぱり、個別銘柄のほうから入って、そのうち慣れてきたらオプションをぜひやってほしいと。
そうですね。
短期間で大きな利益を得ることもできます。
――その、慣れるまでというのは、やっぱり失敗されることも多かったと思うんですけどもその失敗から学ばれたこと、印象に残っているようなことはありますか?
そうですね、「ロスカット」という言葉があるんですけど、損したときに早く逃げるっていう、それはもう、一番重要だと思います。
オプションていうのは、短期間で大きな利益を上げることもできますけど、例えば売りをしている場合は、売ったままで持っていた場合は、短期間で大きな損失を出すこともあるんで、それを避けるために反対方向に行ったらすぐにあきらめるということをしないと、大きな痛手を取ってしまうという可能性があります。
ま、慣れていないうちは、買いから始めるのがよいかと思います。
買いは、一種宝くじに近いところもあるので、当たれば利益が出ますけれど、やっぱり、外れても損失は数万円とか、あるいは数千円とか、自分の買った分だけ最大限損するだけで、それ以上損することはないので。
で、当たった場合は、10倍になったり20倍になったりするときもあります。
もうひとつ大切なのは「マネー・マネージメント」っていうんですけど、やっぱりこう、何枚ずつ買っていくか、それから何枚ずつ利益確定していくかっていう、そのバランスで結局は決まるかな、っていう感じですね。
例えば、ま、10枚買って、それを2回に分けて利益を確定していくとか。
それからやっぱりこう、3回に分けて利益を確定していくかっていう、ことにより利益がより安定すると、ということを学びます。
ですので、同じ値段の動き方をしても、利益を安定的に取り続けることもできれば、ちょっとした利益で終わってしまうこともあります。
それはやっぱりバランスを綺麗に、利益を安定化させるためには、そのバランスが、すべてのポイントになる。
はい、例えば、10円しか利益が出せなくって、で、20円でロスカットして、10円しか利益が出せなくって20円でロスカットして、それを繰り返したらどんどんマイナスになりますよね。
それよりは、ま、20円でロスカットしても、30円の利益、あるいは30円から40円の利益をうまく出せるようなやり方を工夫すると。
――どのぐらいの資産で、どのぐらい運用して、どのぐらいの利益を得ているかお伺いできますか?
それは内緒です。
――(笑)
オプションは、普通まあ、100万円ぐらいの資産から始めることができる。やっている人は1000万円とか2000万円とかかけて、回していきます。もちろん100万円を何倍何十倍にした人もいます。
そうですね、わたしのパートナーがやっていたので、1カ月で200万円の資金を倍にしました。
――1カ月で200万を倍にするのは、非常にリスクが大きいのではないですか?
ま、そうでもないですね。
――そうでもないんですか?
はい。今でしたら、相場が非常に荒れているので、短期間で3倍、4倍にすることもできると思います。
――相場が荒れていたほうが儲けやすいのですか?
荒れている場合は、短期間で大きく稼げるチャンスです。
相場が落ち着いてしまっている場合は、こつこつこつこつと安定した利益が重なる、重ねていくことができます。
相場のモードによって、取るスタイルをガラッと変えなきゃいけない、というのも一つの特徴です。
――あと、SQについて教えていただけますか?
「SQ」とは、Special Quotation、特別清算指数という日本語で、スペシャルクォーテーションですね。いわゆるオプションや先物っていうのは、期限が決まっているんです。その期限が来た、締切日のことが「SQ」です。
12月期限の先物とか、12月期限のオプションとかってのが決められているんです。8月期限、9月期限とか。で、その、一番短い、直近の締め切りがやってきた、その締め切り日が「SQ」です。
――その間際っていうのは、すごく集中して、何か売られたり買われたりっていうことが起こる
そうですね、その間際っていうのは、あんまり具体的なことを言ってしまうと、ネタバレになるので駄目ですが、間際になると、ま、オプションの締め切りに近いので、どんどん時間的価値は減っていくと、ていう特徴がありますね。
例えば、ま、SQまであと3日のときに、現在の価格が1万4000円だとして、1万5000円の商品を持っていたとしても、ほとんど3日間でゼロになってしまうという確率は高いと思います。
詳しいことは、わたしのノウハウを見ればすべて書いてあります。
どんな人でも、とは言えませんが、安定して確実な利益を上げたい人にとっては、非常にいいやり方かと思います。
――そのチャンスっていうのは、どのくらいごとにやってくるのですか?
月に3回の大きなチャンスがあると、わたしは商材で、ま、説明しております。
――そうですか。なるほど。それが非常に狙い目だと。そういうのっていうのは、じゃあ、本当にオプションに限られたメリットっという感じですね。
そうです。
――どういう人が向いていると思いますか? オプション取り引きは。
まず、えー、時間がなくって相場を常に見ていられない人、それから、できるだけ少ないリスクでこつこつと稼ぎたい人、それから、波に乗ったときに、一発のチャンスで大きく稼ぎたい人。
これらの人はオプション取り引きに向いていると思います。
SQを利用したやり方は、非常に素人にとってもやりやすいやり方ですね。
極めてリスクは低くて、ただし、利益も大きくはないですけど、安定した利益になります。
毎月繰り返せば。何回も繰り返せば大きな利益になります。
ただ、最低限のベースは必要ですが、ま、市場のトリックといいますか、その、大阪証券取引所のシステムの癖とか、そういったものがあるんですね。
そういったものもわたしのノウハウに書いてありますので、その辺の癖をつかまえることができれば、戦うときの条件が明らかに違いますから、戦うときに明らかに有利な条件で戦えると、ということは言えます。
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